【人形本体】ハンドパーツを作ろう【複製考察】

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MSDの親指立てのハンドパーツを作ります。
日記を読んでいる方は、殆ど内容一緒+考察です。

今回のパーツは完成とは言えません。
そのうち、型をとり治して再チャレンジする予定です。

この記事は型取りに関する考察の部分が多いので、必要なければ読む必要はあんまりありません。
その上、作業中の写真殆どないと思ってください。


使用する道具(ジャンル分けしました)
表示の材料が全て必要というわけではありません。

全てで共通
・ゴム手袋(薄手)
・紙コップ(またはプラコップ)
・筆×3(最低数)
・電子秤
・攪拌棒×2
・新聞紙
・必要であれば、はかりに被せるラップ


型取り用
・ほいくねんど(油粘土)
・型取り用シリコン(シーラントではありません)
・石鹸水
・防塵めがね(なくても)
・マスク
・カッターまたは造形用ヘラ
・シリコーンバリア
・ゴム
・ブロック(セリアのブロック)
・透明テープ
・牛乳パック(小型/ブロックがない場合)
・グルーステック(後述)

キャスト複製用
・キャスト(今回はホワイト使用)
・粘土板
・ベビーパウダー
・メンソレータムor白色ワセリン
・着色用の塗料(後述)
・紙やすり色々
・スポンジペーパー色々
・カッター
・離型剤

シリコン/キャストは使い易いものでかまいません。
ブロックなども自分で使いやすいものでかまいません。
今回使用した物ついては少し考察をつけています。

片面取りであれば紙コップでも代用できます。
プラ板などを組む事でも代用できますが、ここでは紹介しませんので、ご了承下さい。

今回携帯で撮影なので、画質がちょっと悪いです。

今回の型とり覇結論から言うと失敗です。
カラーキャストは元から気泡が入りやすいのですが、それをまったく考えずに型を作ったため。

幸いにもこの作り方ではパーティングラインが殆どなかったので、リベンジでは「バリをとっただけでそのまま使える状態」を目指します。
今回は型とりの写真が一切ありませんが、考察ということでお許しを。
リベンジではちゃんと写真とりますorz
変わりに違う型の写真を少し載せてあります。

一部写真が大きいのでサムネイルになってます。


粘土をのばす→原型を置く→枠を決める

この辺りは解説サイトも多いので割合。

原型を埋める→グルーステックをうめる→ダボ穴をあける→石鹸水を塗る

グルーステックは何?ってことですが。
キャストが通るための通路です。
フェイクスイーツなんかをやってる方はわかると思いますが、グルーはシリコンにつきません。
お手持ちのがあれば、お手軽に通路が作れます。

シリコンを流す

今回使用したシリコンはモデラーズストアさんのPROSILICONE RTV M40Mold TranslucentU 1KG
写真では缶ですが、実物は柔らかいプラケースです。
硬化剤つきでこのお値段。安い。

透明のシリコンです。
シリコンはそんなに考察してないのですが、今までの中で一番使いやすい。
冬なので添加剤8%で使用。乾燥時間は6時間程度。
最終的に硬化剤の量が合わなくなったりしましたが、そんなアバウトな混ぜ方でも大丈夫でした(笑)

原型の表面を軽く覆う程度にたらしたら、気泡を潰します。
透明なので近くの気泡がわかり易い。
原型周辺の気泡がなくなったら、残りを流します。
最終的には原型の上2cm位まで。


型の失敗の原因と対策

最初にいっておくと最初のシリコンは豪快に流れ出して失敗しました。
粘土にちゃんとブロックが刺さってなくて、隙間から漏れたんです。
これは粘土を温め、やわらかくする。それで対策できました。

最初は別に抜く予定だった2つの原型を一緒に配置しておりましたが、この事件で油粘土1袋がお陀仏になりましたので、牛乳パックでやりました。
原型埋めまでは一緒で、型を決めるときに軽くパックを押し当て線をつけたら、そのラインで粘土をカットし、中に入れます。
長さは粘土にうめた原型+5cm程度が安心です。ふちを粘土で埋めて、グルー・ダボ穴として完了。
小さいパーツであれば、牛乳パックで十分できます。

裏面のシリコン流し。

シリコンが固まったら、原型を巻き込まないように粘土をはがして、細かいところを掃除。
シリコーンバリアを原型に付かない様に塗ります。薄くね。
石油の強烈なにおいがします。塗り忘れ注意。
横も1cm位塗っておくと、多少漏れた時にもくっつきません。
はがす箇所がわかりにくいのが心配な人は、横にマジックで矢印を。

あとは表と一緒。
ブロックを組んで、シリコンを流します。
牛乳パックはそのまま入れなおすのも可能ですが、できれば別のものにした方が良いです。


セリアのブロックでお手軽な枠

本来であれば、こういう風に枠を作ります。
使うのはセリアのブロックセット+透明テープ。
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セリアのブロックはレゴほど小さな型は作れませんが、ある程度なら対応できます。
ですが、多少手間がかかるので、時間はかかっても安ければいい!という型にはおすすめ。

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これは裏面を流すの状態のものですが、最初は4段でした。
気をつけて欲しいところは、粘土を少し多めにしく事。
ブロックの1個半程度の余裕がないと、裏面をとるときに惨事に成ります。

枠が決まったらまずは外側にテープをはっていきます。つなぎ目は必ず重なるように。
表が終わったら裏もはります。角は特に慎重にやりましょう。

ブロックの間に多少は漏れますが2~30gです。
シリコンケチりたい方には向きません。

裏面をとる場合には、粘土をはがして、下準備ができたら、裏面用のブロックを「別」に組み立てます。
今回は3段ですが、出来れば4〜5段がいいです。ペラペラになります(笑)
組みあがったら、最初同様、テープをはり、ブロックにあわせます。

ここからが重要。
ブロックのつなぎ目にさらにテープを重ねてください。
じゃないと、表と裏の隙間からシリコンが漏れます。
粘土を多めにといったのは、内側に余裕がないとテープが貼れないからです。

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型が組みあがったらシリコンを流しましょう。
隙間に多少シリコンが入りますが、硬化後に爪楊枝などで簡単に取れます。

型ができたらテープの粘着剤を拭くのを忘れずに。


片面ならば、紙コップでも。

もっともお手軽な片面の型は牛乳パックの他、紙コップでもできます。
経過時間前後でシリコンの硬化具合が触ってわかるのも利点。
今回は別パーツ複製で使用しました。


型を剥がして、複製準備

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型ができたら、まずは割る作業。
割るべき場所を間違えたこの型。
赤い線が割ろうとしていた場所実際は逆側(笑)。グルーで気が付こうぜ…と思ったのは内緒です。
想像より片面ペラペラであせりました。

少し力を入れると端が割れますので、そこからゆっくり割ります。
しっかりシリコーンバリアが塗ってあれば、スムーズにいくはずです。
割れたら原型とグルースティックを抜き取ったら、湯口などを作ります。

最初に失敗はつきもの!控えめにしておけばいいのです。

念のため、型を割った状態で1日乾燥させます。

複製!

今回使用するのはGKキャスト 180 ホワイト 2KG
アイボリー売切でした。
120秒まで作業が出来て、硬化まで5分の商品ですが、実際は硬化までもっとある様な気がします。
最初のは10分近く硬化が始まらずあせりました。

そして、他のキャストと違うのは、熱があまりないという事。
最高50gづつ(100g)を混ぜても、使い終わりかけのほっかいろ(ぎゅっとコップを持たないとわからないくらい)程度。

かなーりまったり作業しましたが、特に支障もないです。
キャスト初心者の方にオススメですが、こまかい気泡がちょっと多いかも。
そのまま使いたい作品には向きませんが、パテで補修してサフを拭くタイプであれば問題はありません。

今回必要な量は14g。
7gは塗料がシビアなので、10gづつにしました。紙コップに残ったので硬化具合がわかるので、結果オーライ。
まあ、ケチりたい(ry

型に離型剤を塗ります。
存在を忘れていて、リップと白色ワセリン(後半)を使いましたが、問題はありません。
リップは普段使っているものは使わないように。
薬局での値段もさして変わらないので、お好きなほうを。ワセリンは塗り薬のところにありました(126円)。
今回は細かい場所が多いので、ワセリンをメインに使いました。

その後ベビーパウダーをまぶし、余計な粉はおとします。
何度か忘れたけど、気泡具合に差はなかった。
気の持ちようです。

型をゴムで固定します。
生ゴム50g89円

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型の準備はこれでOK!

キャストを流す。


新聞紙をひいて、ゴム手袋(必要なら目がね)をし、換気をよくします。
臭いですよ。
5:5で計量します。
A.B液をまちがえない様にB液は後で測った方がいいのですが、面倒なので一緒にはかっておきました。


色を混ぜる

詳しい色については後述しますが、タミヤのエナメルカラーがおすすめです。
最初からこれにしとけば無駄なかったのに。

A液の方に調合した塗料を1.2滴たらします。
塗料は1%までなのですが、この程度なら1gにはなりませんし。

攪拌棒はかにスプーンを使いました。
ガチャガチャやらなければ泡はたちません。


投入!

色が混ざったらB液を投入。
ガチャガチャせずにしっかり混ぜて、湯口にゆっくり手早く注入。
今回のキャストはそんなに慌てずとも大丈夫でしたが(笑)。

型をダンダン床にぶつけて空気を抜きます。
キャストに余裕があれば、ぎゅっと押して無理やり空気を抜いてとかもできます。
型バリバリになりますけどね。

しっかりと硬化したらゴムを外して、外します。
しかし完全硬化までしてしまうと、バリ取りが大変なので加減してください。


失敗例

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キャストが足りない、回らない。
先に書きましたが、これは型の問題です。
型を修正すれば対応できますが、今回は残念ながらそうはいきませんでした。

なんとか形が取れるようになったのは以下の状態です。
数字は追加した順番ですが、空気穴の順番、1と2逆でした。

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赤:空気穴
1/上にキャストが回ったか確認する為
2/最初に開けたもの
3/端の空気を逃がす為、1の通路に連結
4/指先が途切れるので横に膨張。
5/3の逆側の対策

紫:通路
1/最初にあけたもの
2/上にキャストが回るように追加
3/端の補助

これでも細かい気泡は残ってしまうので、型の作り方を最後にちょっとまとめました。


気泡考察

型はなんとか出来ましたが、バリの下にも気泡が。

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大きい気泡は比較的この辺りの位置。


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一見気泡がないように見えても。

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均しているうちに細かいのがでてきて、目立たないまでにするとこの有様。
細かい気泡はカラーレジンの宿命とはいえ、綺麗に抜けても整えたら気泡は悲しい。
なので、次回リベンジとなったわけですがね。

次回の型はこの感じにしようかなと思います。

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気泡がたまるのは指のでこぼこなので、まるっきり縦にしてしまうと、親指の爪がなくなってしまう。
注入後に斜めに倒して気泡を逃がせるのはこの位かなと。
まあ、やってみないとわからないのでどうにもですけどね。


カラー考察

Mrカラー(油性)は安定しない。
最初に抜いたものは比較的安定したのですが、粘度がシビアなんでしょうか。

あえて、まらだにしたいものはMrカラーにするということも。
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殆ど混ざってません。隣はエナメルカラー。
髪の毛…orz

カラー比較

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1/Mrカラー
キャラクターフレッシュ6:クリアーレッド1:クリアーオレンジ2

2/Mrカラー
クリアーレッド2:クリアーオレンジ8

3/Mrカラー
キャラクターフレッシュ8:クリアーレッド1:クリアーオレンジ1:クリアーイエローちょっと

4/タミヤエナメルカラー
フレッシュ7:クリアーレッド1:クリアーオレンジ:2

正確な分量は測ってないのですが、今回はホワイトなのでややオレンジを多めに。
これ濃すぎじゃね?って色で丁度いいです。

添加量は爪楊枝にとって2滴位。
ホワイトの場合、フレッシュを入れないと、色がどきつくなり過ぎます。

最初は実験のつもりで薄めに作ったり、ホワイトを入れて様子を見るなど、少しづつ調整するのが最善です。
基本的に基本の色は調合瓶で気持ち多めに作っておくのがいい。
色の調整は塗料皿で。

決定項は4番。Mrカラーなら1も大体同じ色。
MSD(こはく/2005)でほぼ同じ色になりました。

kansei.jpg
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手のリベンジは新入りのが終わってからです。
しばしお待ちを!